2011/06/19

正規分布とは

サイコロ目は一時的な偏りはあっても集計すると各目の
確率は1/6となるは正論です、でも私達はその事実だけに
翻弄され過ぎです。


正規分布は天才数学者アブラーム・ド・モアブルによって
1733年に発見されました。
世の中にある現象の多くが、統計dataを取るとこの配分的な
出方をする物が多く、未知の調査をする場合でも正規分布と
仮定して研究される事すらあります。(統計学定理)

自然界の事象の中には、正規分布に従う数量の分布を取る
物が多く発見されていて、ナンバーズの出目の合計値も
完全にこの正規分布の波形になります。

ナンバーズ3
これはナンバーズ3の合計値集計グラフです。
ナンバーズ3は3個の数で1個が最大9ですから合計値はmax27
真ん中の13、14を最大にして山形な波形になっています。
今回偶然と思われたかもしれませんが、これは何回してもある
程度のdataで集計すると必ずこうした出目状態になるのです。
ナンバーズ3を買う一番可能性の高い購入方法は265.347の様
3個の数字の合計値が13か14になる数字という結論になりま
す。_逆に言えば003とか998とかは出ないです。理由は必要
なくこれはある意味自然現象に近い法則なのです。_世の中
には量子力学の様に理由は不明のまま、結果だけを受入れ
てる存在もあります、半導体LSIはこの考えを利用して開発
されたのですが、私達の今の文明を支えてるのは実はこんな
理解できない存在なのです。_正規分布はすでに研究され
基本性質は判明しています。
正規分布1
正規分布2
平均値±標準偏差の範囲に全dataの34.13%×2の約70%
の値が収まるのです。少なく共この範囲外は出難いのは
数学的に確かな事です。同様にしてナンバーズミニに適
用すればベストな合計値は6~12が有利と言えます。
逆算すれば01とか99が出難いのはこの理論で証明できる。
そうナンバーズ系の出目は均等ではなく常に偏りを持っ
て発生しています。見方を変えて感じれる違う偏りも
すべてここの変化が大きく影響してるのです。

余談だけど選挙速報で開票率がわずか数%で当確
TVで言ってるのを不思議に思った事ありませんか?
実はあれもこの正規分布理論の応用です。選挙結果
という一見予知不能と思える現象もこの法則に従う
ために最初のわずかな結果を知る事で全体像がわか
るのです。完全に単一な原因で変化する現象以外の
ほとんどがこれに従うまさに神の公式に近いと思う。
理解できなくても正確な結果があれば、式化し応用
して発明できるのが人間です。又統計学とはその変
化の理由より、変化を扱える様にする学問です。

正規分布の発見者 アブラーム・ド・モアブル
1667年5月- 1754年11月・フランスの天才数学者です。
1685年にナントの勅令が破棄されるとイングランドへ
と亡命した。したがって彼の業績はイングランドにお
けるものであり、主な業績としてド・モアブルの定理
を証明したことが知られている。また負の二項分布
(二項分布の極限としての)正規分布今日スターリン
グの公式として知られる近似式なども彼の研究成果。
正規分布3
統計学の始まりを調べたところ元々は賭け事に効率的
に勝つためが目的だったそうです、やはり人間はお金
になる事でもない限り、こんな面倒は事を考えないと
いうのは納得できました。

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